ギャラリー恵風

京都左京区・ギャラリー恵風の展覧会情報

石の花 -牧野富太郎に捧ぐ- 2013年10月15日(火)-10月20日(日)

リトグラフを主とする表現によるグループ展

石の花  -牧野富太郎に捧ぐ- 

出原司・清水美三子・永井研治・古本有理恵・安井良尚


2013年10月15日(火)-10月20日(日)

石の花_DM




リトグラフは1799年の特許申請以降世界を覆い尽くした印刷文化の中核を担う印刷技法を元にした版画ジャンルです。しかし現状では本家ともいえるオフセット印刷も新しい形の印刷システムやニューメディアに置き換わりつつあるのかも知れません。この古いヨーロッパの香り高い技法が今後も芸術として花を咲かせ続ける事を願ってこの企画は案出され、科学工学の記憶をとどめつつ連綿と続くこの技法のカッティングエッジとしての表現者達の作品を少しずつ(出来ればシリーズ化して)ご紹介したいと存じます。
植物学者として名高い牧野富太郎は美しい石版画を数多く残しました。この展覧会のタイトルは彼への敬意を示すものです。
出品者は、関東でリトグラファーとして活躍する二名の作家と関西在住の3名で中にはリトグラフは専門ではない作家も選ばれました。彫刻家が大理石の中から美しい人体を生みだすように石版画家はそれぞれの花を石の表面に見つけ出す事でしょう。(代表)




石の花1F会場風景
石の花  1F 会場風景




■出原 司  IZUHARA Tsukasa

数年来「風~明日への軌跡」として開催されていた会期にいささかむちゃぶりをして企画をさせてもらった本展ですが、今回の主題は京都では紹介の機会の少なかった、もしくは少々発表のインターバルが長くなった作者のご紹介と言うもう一つの意味もございます。
気がつくと気になる作家のものを集めただけなのに、ご案内にてご説明させてもらったようなテーマ性にたどり着く事になりました。
私の作品は石—花つまり珊瑚をテーマにしたものです、で、石版画です。(出原)


京都市立芸術大学専攻科修了
ギャラリー16 ・ギャラリー白・INAXギャラリー・MAXI GRAPHICA・番画廊・BIBI space・スペース11・釜山ビエンナーレ(韓国)・日本版画協会招待出品・MAXI GRAPHICA Final Destinations・森の力2(アーティスト イン レジデンス、和歌山県中辺路)


出原司「bean stalk 2013-2」
出原 司 「 bean stalk 2013-2 」


清水美三子「情緒の所在」
清水 美三子 「 情緒の所在 」



■清水 美三子  SHIMIZU Misako

リトグラフに使用する解き墨での描画は、不確定性極まり無く、このかたちの定まらない蠢きに私は長年魅了されてきた。水との絆のもとに起こる偶然は、自然と意識が滲み合う非日常な状態へと変化し、有ると無いを行き来する空を、自らの身体、版のレイヤーを通して立ち現そうとしている。(清水)


女子美術大学卒業
現代日本版画展、グアナファト州立美術館他(メキシコ)、現代日本版画展ʼ50、ティコティン日本美術館(イスラエル)、アジア国際版画展台湾国立国父記念館、東京都美術館ベストセレクション美術ʼ13、第60回記念日本版画協会展日本版画協会賞、文化庁芸研修員、現代日本美術展 神奈川県立近代美術館賞、シガ・アニュアル '94 —版の宇宙—、国際版画・映像シンポジウム—Sightlines— 招待出品(カナダ)




石の花 2F




■永井 研治  NAGAI Kenji

今回、京都のギャラリーでは始めての展示です。
現在、私は石版石を使いオーソドックスな方法でリトグラフを制作しています。
重い石を磨き、描き、刷るのは重労働ですが、アナログの技術が私には合っているなと感じています。作品タイトルCLのCは、chaosとcosmosのC、LはLineのL。対極にありながら共存することで調和を保つ状態をあらわす意味で付けました。線にこだわりながら、見えない思いを込めてそのような調和を表現したいと思っています。(永井)


武蔵野美術大学油画専攻卒業
王立美術アカデミー(オランダ、ハーグ)、ギャラリー山口、The Gallery of Contemporary Fine Art-NIS (ニシュ、セルビア)、Art Gallery Crystal D 、 巷房 、ザ・トールマンコレクション、
国際青年美術家展、現代日本美術展、、日本国際美術展、イスタンブール 国際版画ビエンナーレ



永井研治「CL・13-2」
永井 研治 「 CL・13-2 」



古本有理恵「camellia2013」
古本 有理恵 「 camellia 2013 」



■古本 有理恵  FURUMOTO Arie

植物から受け取るさまざまなイメージを抽出し、版に表現してきました。
最近はその原点をもういちど見つめたいという思いから、油絵制作にも取り組んでいます。
今回はその油絵をもとに、リトグラフを制作します。自分なりの言葉で、この版種をうまく表すことができるか、新しい挑戦です。(古本)


京都市立芸術大学院修了
ギャルリ プチボワ、Wファインアート、ギャラリーA.C.S名古屋、THE SCHURMAN GALLERY アメリカ/バークレー、NEW GROUNDS GALLERY アルバカーキ、番画廊、ギャラリーココ <京都>  第4回高知国際版画トリエンナーレ展(準大賞)
洋画100和歌山大賞展ビエンナーレ<和歌山県民文化会館>、CWAJ現代版画展、ほか



安井良尚「13-11」
安井 良尚 「 13-11 」



■安井 良尚  YASUI Yoshihisa

イメージを版に描き、部分的に少しずつ消していきながら何度も刷り重ねています。
イメージのぶれとインクの層で「視る」という事と「時間」の関係を表現したいと考えています。(安井)


京都市立芸術大学院修了
番画廊、ギャラリーココ、オンギャラリー、第4回中華民国国際版画ビエンナーレ(台北市立美術館)、京展、第2回高知国際版画トリエンナーレ(いの町紙の博物館)、第16回エンバ賞美術展、3rd Biennial Footprint Exhibition、第8回高知国際版画トリエンナーレ(いの町紙の博物館)、The"Iosif Iser"
International Contemporary Engraving Biennial Exhibition 、第2回云南国際版画展、嵯峨芸術大学で講師




石の花 2F 会場風景
石の花  2F 会場風景








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テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2013/10/14(月) 20:17:20|
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