畠中光享・林哲夫 作品展 2015年9月1日(火)―9月6日(日)
絵を描き続けるにあたって大切に思っているのは「自然から学ぶ」ことと
「古典から学ぶ」ことです。この事から謙虚さを教えられ、エネルギーを与え
られます。また絵は視覚的なもので良し悪しが瞬時に見えてしまいますが、
それだけではなく「絵を読む」ことも必要です。
これらも二人に共通した認識があると思います。(畠中)
畠中 光享 「 供養 」
■畠中 光享 HATANAKA Kokyo 1947年生まれ。大谷大学文学部卒業、京都市立芸術大学専攻科修了。
「横の会」や「NEXT」、「目-それぞれのかたち」や個展を中心に活動。
'12年から〈Artist Group-風-〉の結成に参画、後進の育成に尽力している。
現在、'18年に落慶予定の興福寺中金堂の法相柱絵を制作中。
展覧会:'95年第1回光州ビエンナーレ招待出品、
'00年畠中光享の美意識―近作仏伝絵画とインド美術コレクション(大三島町立大三島美術館他)、
'09年「アジアの精神 私のこころ 畠中光享展」(エストニア国立美術館、ラトビア国立歴史博物館)、
'11年現代の日本画「中島千波・畠中光享」展(富山県水墨美術館他)
'12年日印国交60周年記念Kokyo HATANAKA Japanese Style pa intings Exhibition
(国立All India Fine Arts & Craf ts Society/ニューデリー)など多数。
受 賞:'77年第21回シェル美術賞、'78年第1回東京セントラル美術館日本画大賞、
'04年京都府文化賞功労賞、ʻ14京都美術文化賞など。
父がいなくなったあと、納屋の梁に妙なものが載っているに気がつきました。
ところが、三メートルほども高さがあります。にわかにどうすることもできず、そのまま
放置しておきました。
十年が経ち、母も去りました。母が守ってきたものをひとつひとつ引き剥がすように
古家の片付けを始め、ようやく梁の上の物体を降ろしてみました。何とそれは鳥の空巣
でした。そのとき、畠中さんとの二人展のために、これを描こうと決めました。(林)
林 哲夫 「 アルファロメオ 」
■林 哲夫 HAYASHI Tetsuo 1955年、香川県生れ。画家、文筆家。
武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業 。無所属。
雑誌編集、装幀なども手がけ、著書に『歸らざる風景ー林哲夫美術論集』(みずのわ出版)、
『喫茶店の時代』(編集工房ノア、第15回尾崎秀樹記念大衆文学研究賞受賞)、
『古本屋を怒らせる方法』(白水社)、
『書影でたどる関西の出版100』(創元社、第9回竹尾賞デザイン書籍優秀賞受賞)など。
畠中光享・林哲夫 作品展
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2015/08/31(月) 14:58:37 |
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平安画廊ゆかりの版画展 2015年8月25日(火)―8月30日(日)
「平安画廊」の中島尚子さんが亡くなって、はや7年が過ぎ
ました。いまだに平安画廊を懐かしむ声が絶えません。そこ
で、七回忌という節目に「平安画廊ゆかりの版画展」を開い
てはと呼びかけましたところ、70人を超える作家の方々の参
加を得ました。
高齢のため心ならずも不参加の方々を含め,協力頂いた
「恵風」ギャラリーに感謝すると共に、夏の一時「平安画廊」
を偲ぶ時を共に過ごせれば幸いです。(世話役一同)
平安画廊ゆかりの版画展 1F
〔出展作家〕
安藤 真司 安東 菜々 池垣 タダヒコ
大塩 紗永 大西 靖子 岡田 毅
岡田 露愁 奥村 弘潤 角間 貴生
勝山 春枝 勝山 正則 加藤 明子
加藤 富美子 河内 成幸 川端 千絵
河辺 裕美 岸中 延年 木村 昌美
黒崎 彰 黒田 富紀子 小林 敬生
小林 春規 近藤 幸 斉藤 里香
坂爪 厚生 坂本 恭子 佐久間 嘉明
桜井 貞夫 佐治 直魅 佐藤 景三
佐野 賢 清水 美三子 瀬和居 孝一
高橋 脩 高橋 シュウ 多賀 新
武田 秀雄 田島 征彦 谷中 和生
為金 義勝 寺田 一行 富樫 実
中林 忠良 中村 美知生 中本 一彦
西 真 野村 久之 橋本 文良
畠中 光亨 浜西 勝則 広重 明
広田 和子 藤田 慶次 筆塚 稔尚
舩坂 芳助 古谷 博子 牧野 浩紀
松田 敏男 真鍋 宗平 水嶋 明美
三田村 直美 三宅 康文 武蔵 篤彦
村上 文生 森田 万里 山田 喜代春
山本 晋 結城 泰介 吉村 吉弘
米田 哲生 若月 公平 渡辺 美智雄
平安画廊ゆかりの版画展 2F
テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術
2015/08/23(日) 15:19:54 |
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