今回、初めて個展を開きます。
テーマは、風景画です。
小さい時から、自分の生まれ育った郷里の山を遠くから眺めることが好きで、
いつの間にか心の原風景となっているようです。
季節や天候、その時の気持ちによって見え方が様々に変化し、飽きることはありません。
山の表面は、木々が集まり、枝や葉が重なりあって、心の中に複雑な色や形となって表れます。
それらの印象を自分の風景として表現したいと考えています。
造形的には、伝統的な日本画の空間概念や装飾性と通じるものがあります。（岩根）

1985
和歌山県山県生まれ
2008　
京都女子大学発達教育学部教育学科
教育学専攻(図工ゼミ)卒業
京都女子大学　「卒業制作展」(京都)
京都女子大学大学院発達教育学研究科表現文化専攻造形領域入学
2009
京展入選
ギャラリー恵風　「岩根利江展」(京都)


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今後の予定
12/28～1/11　年末年始休廊させていただきます
1/12～1/24　 新春企画 Pt.1　木代喜司展
1/26～2/7　 新春企画 Pt.2　藤野靖子展

「の飾り」展 12/8～20 12/14（月）休廊


「の飾(かざり)展」は安東智香、栗本夏樹、佐々木友恵、佐野 曉、染谷 聡による漆造形作品の展覧会です。
この５人のメンバーは京都市立芸術大学の漆工専攻で漆芸を学びましたが、特に漆芸技法の中でも蒔絵や螺鈿といった加飾技法に興味を持ち作品に生かしています。また、私たちは装飾を人間の根源的な行為であると位置づけ制作に取り組んでいます。５人は、それぞれの装飾を通じて自分自身や人間を理解しようとしているのだと思います。今回の展覧会では漆造形作品に加えて身体をかざる装身具（アクセサリー）も出品する予定です。５人５様 の飾(かざり)をお楽しみ下さい。　栗本夏樹


安東智香
2008年 個展「songs」（ギャラリーはねうさぎ　京都）
2009年 国際漆展入選 (石川)
2009年 個展「breath」（ギャラリー恵風　京都）
　　 　日本漆工協会漆工奨学賞
現在 　京都市立芸術大学大学院 美術研究科 漆工専攻在学

栗本夏樹
2005年 ジュエリーの今：変貌のオブジェ（東京国立近代美術館工芸館）
2006年 個展―漆・いのちの再生・Innovation―（ワコール銀座アートスペース　東京）
2008年 個展―装飾する魂Ⅱ―（ギャラリー恵風　京都）
2009年 個展―聴竹居との出会い―（聴竹居　京都）
現在　 京都市立芸術大学 准教授（漆工研究室）

佐々木友恵
2006年 P&E展Aグループ（アートコートギャラリー　大阪）
2007年 個展Dancing brain（京都市立芸術大学小ギャラリー　京都）
2008年 まのぶれ3人展 (同時代ギャラリー 京都)
2009年 個展Watashinoarika （同時代ギャラリー　京都)
現在　 京都市立芸術大学 非常勤講師（漆工研究室）

佐野　曉　
個展 2005,2006,2009 (ギャラリーはねうさぎ　京都)
2004年「第２２回朝日現代クラフト展　入選」(同09’)
2008年「MV Inspiriet　Japan- Kuehlungsborn」（キュールングスボルン美術館　ドイツ）
　　　「Gallerism2008」（大阪府立現代美術センター　大阪）
現在　 京都市立芸術大学大学院 博士課程 漆工研究領域在学

染谷聡
2006年 「ANDO×SOMEYA exhibition」（石田大成社ホール　京都）
2008年 「Heritage of S exhibition」（ギャラリー恵風　京都）
2009年 「御獣 ～おけもの～」（イムラアートギャラリー　京都）
　「自宅から美術館へ 田中恒子コレクション展」（和歌山近代美術館　和歌山）
開催中 「現代工芸への視点　装飾の力」～1/31迄（東京近代美術館 工芸館　東京）
現在　 京都市立芸術大学大学院 博士課程 漆工研究領域在学


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次の展覧会
12/22～27 岩根利江展
12/28 ～ 1/11　年末年始休廊
1/12 ～ 1/24　 新春企画 Pt.1　木代喜司展
1/26 ～ 1/27　 新春企画 Pt.2　藤野靖子展