鋳造による
ガラス造形の可能性を探り続けている
扇田克也による作品展。ざらりとした質感の表面と、内側に滞留する光が一体となった不思議な
ガラスの立体作品約30点。
扇田克也 略歴
1957 大阪府河内長野市に生まれる
1980 金沢美術
工芸大学卒業後、東京
ガラス工芸研究所におい
て
ガラス技法を学ぶ。
1991 世界現代
ガラス展北海道立近代美術館賞
1994 五島記念文化賞美術新人賞
2005 現代
ガラスの挑戦 光の彫刻展(菊池寛実記念智美術館)
パブリックコレクション
北海道立近代美術館 横浜美術館 サントリー美術館
金沢21世紀美術館
会場風景

子供の頃を思い出します。

ガラスのかけらを太陽にかざしてみたりしました。

誰だったかの小説に、ビー玉をそっと口に含んでみると淡い味がした、という文章があったのを思い出しました。

「風光体」というタイトルは、そんなガラスの清涼感を感じさせてくれます。(ス:森山)
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- 2007/01/22(月) 14:23:18|
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1月9日(火)~21日(日) 1/15(月)休廊
ギャラリー恵風新春企画展
兼先恵子 “一会の染め椿”
我家のベランダで一本のヤブツバキからの実生の木がはじめて花を
つけた時、驚いた。楚々と咲く真赤な花を期待していた私に大輪の
ピンクの花を誇らしげに咲かせた。
そして最近、近くの神社で絞り模様の見事な椿に出会った。
時間を忘れるほど見飽きない造形でした。自然は不思議です。(兼先)
兼先恵子 略歴
1991 個展(ニューヨーク)
第1回染・清流展(京都市美術館)以降出品
京都市芸術新人賞受賞作家展(京都市四条ギャラリー)
1994 個展(ギャラリーなかむら/京都)
現代の染め展(国立国際美術館/大阪)
1995 現代・京都の工芸展(京都文化博物館)
1996 日本の染織・テキスタイル展(目黒区美術館/東京)
1998 新鋭美術選抜展(京都市美術館)
1999 京友禅きのう・きょう・あした展(目黒区美術館/東京)
京都美術工芸展 選抜部門招待(京都文化博物館)
2000 キモノ・アズ・キャンパス(オーストラリア国内巡回展)
2003 染織展(京都市美術館別館、韓国水原皐雲美術館)
展覧会風景

ヴィヴィッド。

冬の寒さが椿の花を濃く色づかせます。

染色のレリーフ仕立ては、本当にステキ。

新春展にふさわしい兼先さんの作品でした。
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- 2007/01/10(水) 23:22:29|
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